消防の歴史は古く、組織的な活動が始まったのは江戸時代の「町火消し」から、明治の「消防組」、昭和の「警防団」、そして「消防団」と300年余の長い歴史と伝統を受け継いで今日の姿となっている。
定説では、自治消防制度は、江戸時代の「徳川吉宗」の時代に、町奉行の大岡忠相が待ち火消しを作り、これをもって自治消防の始まりと言われているが、厳密には、福岡の黒田藩の町火消しがこれよりも38年も早く誕生している。
姫路市では、明治17年に「船場本徳寺私設消防組」の発足を皮切りに、「公設姫路消防組」、「姫路消防組常備部」、「警防団」、「消防団」へと変遷し、昭和22年10月20日姫路市消防団が結成され、
昭和23年7月の消防組織法の施行により、今日の姿となっている。
|